24. 格子
「格子」とは、木材を縦や横に組み合わせて設ける建築要素で、視線や光、風をコントロールするための伝統的な構造です。日本の住まいでは古くから使われており、外観の美しさだけでなく、快適な暮らしを支える知恵が詰まっています。
和の印象が強い格子ですが、前川建築では素材やラインを洗練させ、モダンなデザインに調和させています。プライバシーを守りながらも閉塞感を感じさせず、開放感と安心感を両立するのが特長です。吹き抜けの手すりや階段まわりに格子を用いることで、上下階のつながりが生まれ、空間全体に一体感と軽やかさをもたらします。
家の周りに格子塀を建てると、外からの視線を緩やかに遮って光と風を取り込みます。
外壁に格子と取り付けると、外観デザインのアクセントになります。
室内空間を格子で仕切ると、みんなの気配を感じながらも半分個室気分。
吹き抜けの2階ホールの手すりを格子にすると、上下階が明るくつながり広々空間になります。
前川建築では、格子の厚み、本数、間隔のバランスにまでこだわり、空間に美しく調和するプロポーションを追求しています。細部まで計算された格子は、光と影の表情を豊かにし、住まいに上質な奥行きを与えます。